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2011.08.31

イタリア出産 その5 破水~出産

イタリア、しかもアマルフィ海岸という僻地(?)での出産をブログにまとめてみました。
誰かの役に立つかも...とリアルに書き残しておこうと思っています。


注意


多少グロテスクな表現があるかもしれません。
痛い話が苦手な人、グロイ話が嫌な方は読まないでください。











急展開で破水をし、いつの間にか横に用意されていた車椅子に乗せられ、分娩室へ移動する事に。。。。。


出産前にサルちゃん(旦那)に電話しなきゃ!!と思っていたので、それだけは忘れないように…
と先生に「旦那にはいつ電話すればいいの?」と聞いたら
「病院に来るまでに1~2時間かかるなら、今すぐ電話して来てもらって!」との返事…。
もっと早く教えてよ...と思いつつ、とりあえず携帯携帯、電話電話...みたいな。


破水をした時は診察室から追い出されていた母、
診察室を車椅子にのせられ出てきた私にびっくり。
私は旦那に電話母に説明...って言うか、破水させられて、だーだー水がアソコから出てくるし...
(大人用おむつというか、超特大生理用品みたいのを当ててました)
てんやわんや。笑




母には「なんだかこのまま分娩室行きらしい。っていうか、もぅ生まれるみたいよ?」と伝え...
旦那にも連絡…。
が最初電話した時は電話に出ず...分娩室目の前で旦那の弟に電話して、その旨伝えると、すぐに旦那から折り返し電話がかかってきました。
「とりあえず、今すぐ来て!!!」と言い残し、
私はそのまま携帯片手に分娩室へ運ばれていきました。
この電話が、履歴をみたら14時40分でした。


その間も痛みは強くなるばかり。。。。。
自分の意思とは関係なく、びっくりするぐらい羊水がだーだー出てくるし...
分娩室前で母は待っててもらい、私は中へ。。。。

そのまま分娩台へ上がる事に…。

あの、足広げて乗る台…。
みんなによく言われたのが、「ゆっくり!!!ゆっくりぃぃ!!」という言葉。
どーやら私、妊娠中の検診とかでも、足の上げ下ろしが早すぎるみたいで。。。。
みんなにびっくり、心配されることが多かった。。。。
あまりにも「ひょいっ」と足広げてあげちゃうもんだから、妊婦なのに。。。。と先生や看護婦さんが心配したみたい。



記憶があいまいなのですが...
分娩台に乗った頃、ちょうどいきみたくなっちゃった私…
自然にというか。。。勝手に力が入ってしまい、
おもわず「ぅ~~~ん」といきんでしまったら、「まだ駄目!!!」と怒られちゃった…。

先生が内診し、「うん、まだね・・・・」とココにきてまた分娩台からおろされ、歩くように指示される。

先生に「うん〇したいような感覚になったら声かけて」と言われ…仕方なく歩いてみるが。。。
とてもじゃないが歩けない
その間先生は別室へ。。。。(たぶん休憩してた。ww)

他の診察ベットに手をつき、なんとか前かがみで立っているだけ。。。。5歩あるいては止まり…3歩戻っては止まり…
ほとんど動けず。。。。

私は、その間も「痛いよー」とか「うぅー」と泣きが入ってましたが。笑
とにかく、この痛みから解放してくれ。。。。と少しだけうん〇が出そうな気配で先生を呼ぶ私。笑
本当はもっと待たなきゃいけないんだろうけど...もぅ、早く痛みから解放されたかった。。。。
早く、産ませて!終わらせてー!!!!みたいな。


再度分娩台へ乗る。
その時、診察室内には看護婦1人、雑用係1人、医師1人だった。
医者って1人なのかーと思いながら分娩台へ上がると、また内診。
子宮口の開き具合を確認し、いよいよ分娩台へ乗せた足もマジックテープで固定され。。。。
カンシなどの手術道具っぽい物も準備され始める。
(「え、今から準備?」って内心思ったけど…そーゆうもんなのかしら?)


そして、痛みにあわせ、何度か「いきんでー!!」と言われる。
これが、もぅなんか、常に痛くって。
いついきんだらいいのか、まったくわからなかった。ww

いきむ時間も結構長くするように指示され、
「うぅ~~~~~ん」っていきんで、休んではぁはぁ。。。。
「うぅ~~~~~~~~~ん」「はぁはぁ。。。。」という感じ。
お腹の上に看護婦さんが乗って、いきむのにあわせお腹をぐーっって押してくれたりもしました。


「いいわいいわー」と看護婦だか先生に言われても、何がいいんだかさっぱり、ちっともわからず。。。。
(結局最後まで、どのタイミングでいきむのか、どうやっていきむのか...は謎のままでした。)


そして、ずーーーーーーっと「痛いー」と半なき状態で叫んでいた私。。。。

やっぱり、イタリア語は出てこなかったんだけど、「痛いぃぃ」って言ってたら周りの看護婦さんが
「ITAIってなんて意味??なんて言ってるのかしら??」みたいな会話を私の周りでしてるわけ。笑

「ITAI ってのは Mi fa maleって意味だ!」って私が言うと「あー。(納得)イタイ~いたいぃー」と真似されたり
「イタリア語で話しなさいよ」と言われたので「Mi fa male...!!」と言えば「Lo so(知ってるわ)」と返されたり...。

イタリア人の看護婦って...優しくない。。。。と心の中で思いつつ痛みと戦っていました。
そしていきんでいる合間に、先生がT字かみそりを持った!
それどころではないのに、「あ。やっぱ剃るんだ?」と思ったり、意外と冷静に色々盗み見していた私。笑


と、しばらくすると、大先生登場
あ、やっぱりもう1人先生はいるのか。。。と思った。

けど、とにかく痛くて。。。。「痛いぃぃぃ」を繰り返すばかりの私。
先生には「息を吐いて!!!」と何度も怒鳴られました。
最終的には「息を吐いて!!!私を怒らせないで!!!とまるで子供のようにお叱りを受けました。笑

その間も何度かいきんでいたのですが。。。。
日本みたく「もうすぐよ!」とか「頭が出てきてるわよ!」とか。。。状況説明がまったく無いイタリア人
とにかく「いきめ!」「はぃ、休んで!」「いきんで!!」の繰り返し。
あとは「息を吐け!」しか言ってくれないわけ。

自分の股の横に置いてある台から
大先生が注射器を持ったのが見え、何の注射?と思っていたら次ははさみを持ち。。。
それで私もやっと状況がなんとなくわかる。。。。という感じ。

さすがにはさみを持った時は「あ。。。。いよいよ、アソコを切るんだ。。。」とビビったけど。
どーやらその前に持っていた注射は麻酔だったらしく...切る時は痛みを感じませんでした。

というか、それどころの痛みではないわけなんですが。
アソコを切るって事は頭が出かけていたのかな??


そんなこんな中、いきなり「デュリュン」という感覚と共に、子供が生まれた。

「あ、出た。。。」という感じはわかるものなのね。

なんか、もっとホント色々状況説明してよー!!!!と思ったけど、イタリア式出産はこーゆうものなのか??


赤ちゃんはすぐに別の台へ移動し、処置。

生まれたらその場ですぐ泣くのかと思ってたけど、そーじゃないのね。
数秒ぐらい間があって(この間に肺やはなに入ってる羊水を取ったりしてるんだろうと思うけど)
「おんぎゃぁー」と産声を上げました。

日本での出産経験が無いからわからないけど…普通「〇時〇分、元気な女の子が生まれましたよ。〇〇gですー」とか言いそうじゃない?
でも、イタリア式では、産まれた時刻とか教えてくれなくって…。
思わず診察室の中をぐるりと見回し…時計確認!笑

しかも角度的に15時半か16時間かわからず。。。。「今って15時半?16時半?」と周りに看護婦さんに聞いてしまった。。。。
(後で書類とかにちゃんと出生時刻が書かれていたので、誰かがちゃんと確認してはいるんだろうけど。)

イタリアだと15時32~33分とかでも、15時半生まれ…とか言いそうで。。。
結構適当っぽい気がするけど…ま、大体15時半ごろ...生まれたわけです。



子供が生まれた後も、なんだかお腹が痛くって...
陣痛の時の流れのまま「いたぃ。。。。いたいぃ。。。」ってずっと言ってたらまた医者ににらまれたり、怒られたり。。。。笑

その後、子供と繋がっていたへその緒の切ったところを「くぃくぃ」っと引っ張って、胎盤を出そうとしているのがわかりました。
お腹は相変わらずズキズキ。。。オマタもズキズキ。。。。
もぅどこが痛いのかとか、わけわかんない状態。

というか、なんか、もぅどれぐらい痛いのか、我慢できるほどの痛みなのか…それさえもよくわからない状況。
怪我した後におさまりがつかず、ずっと泣いている子供みたいにずっと痛がってました。笑

そーこーしている間に看護婦さんが赤ちゃんを私に見せにきてくれました。
「ふんぎゃぁっふんぎゃぁっ」と泣くわが子。。。。

この頃には私も少し落ち着きを取り戻し、SARAへの最初のご挨拶はイタリア語でした。
「Ciao piccola。。。Amore(こんにちは、おちびちゃん、アモーレ)」とかそんな感じの事を言ってた気がする。
「おぉ、出てきたか。」と思ったけど…出産の疲労と痛みとで、感動とか言うよりはほっとした事を覚えています。




看護婦さんが体重と身長を教えてくれ、赤ちゃんはいったん保育器へ入れられ、新生児室にて、外で待っている家族に窓越しにお披露目

IMGP2125.jpg

ホント生まれてすぐの写真。



一方私は、はさみで切ったアソコを縫う時も若干痛くって「痛いぃぃ(泣)」ってぐずぐず言ってたら
縫っている大先生も若干いや顔。。。。もう1人の先生に「ちょっと静かにね!」的な事を言われ、我に返ってみると
縫っているのも痛いけど、我慢できない痛みではなかったので。。。。
その後は少し大人しくしていました。笑

でも、なんかいつまでもいつまでも縫ってて。
たぶん4針か5針縫ったんだと思うけど…結構時間がかかって、しかも麻酔も切れ掛かり、糸を縛る時とか、引っ張られて痛かったです。。。。
「まだ縫うの?!」という先生に失礼な発言もしていた記憶があります。笑


その後、アソコを消毒、洗浄してくれます。

私は日本人だから、毎日シャワー浴びるのって普通だし、出産後は何日間かシャワー浴びれないと思い、入院中は出産に備え、毎日シャワーを浴びていたのですが…
洗浄をしてくれた先生が「シニョーラ、綺麗に洗っておいたわよ。(周りの看護婦に向って)このシニョーラは綺麗好きなのよ、毎日シャワー入って綺麗にしてたんだから!」と言ってました。。。

日本人にとっては普通だけど。。。ねぇ?

そして、なぜか、分娩台の上で放置。。。。
(傷の状態を診てたのかな???)
足をおっぴろげたままの状態で周りを片付け始める皆さん。。。。

びっくりと言うか、すげぇーイタリア!ってびびったのが、この時、
後片付けしながら、看護婦がタバコ吸ってた!!!!!!
くわえタバコよ! タ・バ・コ!!!!

苦笑


病院で?
しかも分娩室で?!
くわえタバコって...意味わからん。。。。。



その後結局出産から1時間近く処置と放置をされ。。。
分娩室から出たのが16時半ごろでした。


分娩台からおろされる頃には傷もズキズキし始め。。。。
私のパンツを穿かせてくれる時にまた超特大整理ナプキン(おむつ?)と共にアイスノンみたいのをアソコに当ててくれました。
縫った傷に氷はなかなか良かったです。

来た時と同様、車椅子に乗り、病室へ戻ります。。。。。
分娩室を出ると、母と旦那、旦那の妹が待っててくれました。


私はヘロヘロにお疲れで、「やーやー皆さん。どうもどうも。産みましたよぉ。。。」とご挨拶。
イタリア語で話しかけてくる旦那とその妹。
日本語で話しかけてくる母。。。

聖徳太子じゃないから、わからんよーっていうか、痛いし。。。。と思いつつ、みんなで病室へ。。。


病室に戻ると、看護婦さんに「新生児に着せる洋服」を渡し、私はベットへ。

16時半は面会時間ではないので、病室で少し挨拶を交わしたところで、家族はいったん病棟の外へ出される。
睡眠不足もあり、出産後で疲れているだろう...と私は面会時間の18時半まで少しベットで休む事になるけど。。。
出産の興奮が冷め遣らぬままで、結局寝ることは出来ず。。。。

ちょうどこの日は病室が私1人だったので、誰に気を遣うわけでもなく、割とゆっくり体を休められましたが・・・。

家族が出て行ってしばらくすると、生まれたてのSARAが移動ベビーベットに乗せられ、私の元にやってきました。
そんな、自分の体から出てきたばかりのSARAが横にいたら、寝れるわけないじゃんね。笑




私の横でスヤスヤ眠るさら。。。今、私のお腹の中から出てきたのかーととっても不思議な気持ちになりました。

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